助手席
今日、父が入院した。
付き添いは入院時と退院の時のみ、
病棟に入ることができる。
病室で看護師さんからの問診が始まり
次々と答える父。
高齢だと言う事で
自分で用が足せるか、
普段何も無いところで転んだりしないか、
と質問が続く。
少し緊張している感が見られたが、
補聴器は付けていますか?
と質問され、
えっ?
っと何度も聞き返し、看護師さんが
補、聴、器、使って、ま、す、かー⁉️
と大きな声で言って下さった時、
いや、使ってません。
でも買わないといけませんなー
あーハッハッハ‼️
と大笑いした。
家であんなに笑うこともないのに、
看護師さんが優しく話しかけて下さって、緊張かほぐれたようだ。
なんだ、不安がっていたのに良かった良かった。
しっかり先生や看護師さんの言う事を聞いて治療に専念して下さい💦
と、言う事で父の入院が一段落ついて、
忘れていた事を思い出した。
今、息子は仮免許まで取得している状態だが、
兵庫県の明石にある運転免許試験場がコロナの為に閉鎖になり、試験が受けられなかった。
そして今日。試験場が再開し、電話予約の受付のみ対応しているそうだか、繋がらない。
その話を息子から聞いて焦った💦
彼は教習所を卒業してから一度も車を運転してない💧
夕方、仮免許運転中の張り紙をして車道は怖いのでとりあえず
車が停まっていない近所のスーパーの広い駐車場で駐車の練習をした。
こっ、怖い((( ;゚Д゚)))
助手席に乗ったが、こっちにはブレーキが無い。
大丈夫やって!
その言葉がますます恐怖を掻き立てる。
車の中で喧嘩が始まる。
自動車学校を卒業しているが、信じているが、
息子がブレーキをギュンギュン踏む度に
心臓が止まるかと思うほど体が縮こまる。
ギュンと踏むな‼️
………
これはいかん!
車道に出れない😢
こんなに助手席が怖いなんて思ってもみなかった。
免許を取るにも時間がかかりそうだか、車道に出るのも
まだまだかかりそう。
それまで後何回、恐怖体験をしなければいけないのだろうか?
ジェットコースターも怖くて乗れない私だが、
助手席のほうがもっと怖いと知った初夏の1日だった。