Yahooニュースを見ていたら「チョコレートプラネット」の和泉元彌のモノマネをする方(長田庄平さん)が鼻茸の切除手術を受けると出ていた。
15年前、私も同じ手術を受けた。
最初は鼻づまりの症状。
近所の耳鼻科に行って副鼻腔炎と診断され薬を処方される。
一時的には治まったが 暫くしてまた同じ状態で通院するも、完全に右側の鼻が塞がり息も出来なくなってレントゲンを撮るとポリープ発見‼️
先生は
こんなのだったら通院で取ってその日に帰れるよ
と仰り、国立病院へ紹介状を書いてくれた。
手術の日をいつにしようと悩みながら診察に向かったが
私のレントゲン写真(持参)と診察の結果
その日なんか無理‼️全身麻酔で手術して一週間入院です。
こ、怖い((( ；ﾟДﾟ)))
それでなくても恐怖に怯えながら今日やって来たのに。
2週間後、病室の空きと先生の都合がついたので手術ということになった。
そして前日からの入院。
採血しアレルギーなどの検査、問診。
👨ヨモギにアレルギーがありますね。
👩えっ❓
👨ま、手術には関係ありませんが…
あるあるある‼️大問題‼️
私は大のヨモギ好き。だんごやお餅は必ずヨモギを選んで食べていた。
はい、サヨウナラ～
心の穴をヨモギ餅で塞ぎたい💧
あれから怖くてヨモギが入っているものはは食べていない。
さて、手術当日。
紙のパンツに白い割烹着の形の服を着て、自分で手術台に寝転ぶ。
そして、麻酔が出てくるマスクを口に当てられ
数を数えて下さい…と言われて
1.2.……
3を言った記憶が無い。
そして、次目覚めた時には病室だった。
麻酔が醒めてから 鼻はまだ詰まった感じはあったが全然痛みはなかった。
凄い‼️痛くない。
痛みに弱い私はもう帰れる🎵くらいに思っていたが、
何日か後、診察で先生が
👨今日、鼻の中のガーゼ取りますね。
👩はい。
ペロッと出したら済むと思っていたが、先生は鼻に液体の麻酔の薬を塗りながら、ちょっと痛いかもしれませんよ
と一言。
なが～いピンセットで鼻の奥のガーゼをキャッチ‼️
するする引き出すが
げっ❗激痛っ‼️
さっきの液体の麻酔薬は全く効いていない。
そしてソレはマジシャンが口からヒモに繋がった万国旗を永遠に出すように 途切れる事無く続いた。
痛みの中で可笑しくて最初は笑いをこらえていたが、大きな塊が出るときは のたうち回りたい程の激痛で、食いしばっている歯が折れるかと思った。
待ちに待ったガーゼが途切れた時、あまりの痛さにおかしくなってしまったのか、
👩先生。泣いてもいいですか？
ラブロマンスドラマなのか？
と疑ってしまうようなセリフを吐いてしまうが、そのまま号泣💦
横で看護士さんが私の涙をせっせと拭ってくれた。
副鼻腔は小さい仕切りがいっぱいあって小部屋がある状態。
私の副鼻腔は形がイビツで風の通りが悪いらしく、度々副鼻腔炎などが続いて炎症を起こすので、この度の手術で、小さい仕切りを全部切除して１つの穴になっているそうで、ガーゼは止血の為にその穴全部に詰め込んでいたから大量に出て来た。
あれから15年。
お陰様で副鼻腔炎にもならず、鼻詰まりも無い。
チョコレートプラネットの和泉元彌さん、いや長田さんも万国旗を出すのかと一瞬気の毒に思ったが、15年も経っていれば医学の進歩により、
マジシャン
にならずに済むだろう。
