今日は布団を干した。
雨が降ると低気圧のせいで頭痛をおこす。
でも私は雨の日が好き。
頭痛は薬を飲めば治るし、雨だから洗濯物も少なければ洗濯機を回さなくて済むし、布団も干さなくていい。
湿気が入ると嫌なので掃除機をかけずにフローリングワイパーでシャシャっとするだけ。
私の中で雨の日は
サボっていいんだぁーよぉ~ォォ
とガネーシャ様に言われてるようで😊
雨の音も大好き。ずっと聞いていても飽きない。
心が落ち着く。
うちのガネーシャ様
サイズは
👍←この親指くらい
いつも見守って下さっております😊
私の両親の故郷は鹿児島。
小学生の頃は毎年、夏休みに帰省していた。
母方のお家は農家をしており、牛も馬もいて、庭には放し飼いのニワトリがいた。
動物好きの私にとって 田舎は楽しい所。
牛や馬に餌をやるのも楽しくてしょうがなかった。
しかし、小学3年生の時。
田舎に帰ると私にだけ攻撃してくるニワトリがいた。
私が庭に出るとクワックワックワァーッ‼️と羽を広げ、小刻みにジャンプし、私を追いかけまわす。
追いかけられるだけならまだいいが、クチバシで私のふくらはぎをめがけて攻撃💢
少し血が出てしまった。
怖くて泣きながら母の所に行って絆創膏を貼ってもらい、お爺ちゃんに「どうしたら突っつかれないの?」と聞いた。
👴「んー、見かけん人やから敵やと思ってるんやろ」
仲良くなりたい‼️
私はギャーギャーうるさいので「ギャー子」と名付けた。(でも雄だったような気がする)
ギャー子は次の日もまた次の日も 私を見かけると華麗なステップで羽を広げてやってきた。
私は菜っ葉を手に
「ギャー子」これ食べてぇぇ~💦
と叫びながら走り回るしかなかった。
もちろん 食べてくれない。
犬やネコは仲良くなれたりするけれど、ニワトリは無理なのだろうか……
ギャー子の好物はなんだろう?好物作戦しかないか…
食べ物でなんとかできるかも…と思いながら
午前中のギャー子との戦いに疲れ昼寝をした。
そして夕飯。
お爺ちゃん、お婆ちゃん、叔父さんの家族もいて賑やかなひととき。
私がお爺ちゃんに
「ギャー子、今日も菜っ葉を食べてくれへんかった。ギャー子は何が好きなん?」
と聞くと、
お爺ちゃんが、
👴「Suha、明日からもう泣かんでいいからな」
👧「❓」
👴「お爺ちゃんがやっつけたから‼️」
満面の笑みを浮かべて話すお爺ちゃんの言っている意味がすぐには分からなかった。
👧「‼️‼️‼️」
そう、町育ちの私には想像も出来ない結末が用意されていたのである。
今日の食卓は
鶏づくし🐔
私が昼寝をしている間に事件は起こっていた。
(ハンニンハ、 オジ、イ、チャ…………)
泣きたかったけど、衝撃的過ぎて涙が出なかった。
そして御飯は一口も喉を通らなかった。
(私はギャー子と仲良くなりたかっただけなのに)
今思えば、私も孫がいれば孫を泣かせる奴をとっちめると思うし、あの時の私を想うお爺ちゃんの気持ちは本当にわかるが、
あの時私は
お爺ちゃんをちょっぴりキライになった😢